作家・吉村喜彦のホームページ

ひさびさの大阪(2)

ひさびさの大阪(2)

翌日は、書店さんを回って、 大好物の「ふぐ」を天下茶屋まで食べに行きました。 ぷるんぷるんの「とおとうみ」。 身皮(三河)の隣にあるから、とおとうみ(遠江) ふぐには皮が三枚あるそうです、 身についている皮が「身皮」。 その外側の皮が「とお …

ひさびさの大阪(1)

ひさびさの大阪(1)

新刊発売の報告のため、父と母のお墓参りに行ってきました。 8カ月ぶりの、ひさびさの大阪。 その夜。 御堂筋は、ピンク色のイルミネーションに輝いていました。 夕食は、新世界の串カツ「越源(えちげん)」。 女房と友人のWEBデザイナー・森川クン …

12月12日 ブックプラスNHK店で、文庫ランキング第1位!

12月12日 ブックプラスNHK店で、文庫ランキング第1位!

 今日、東京・渋谷のNHK放送センターで  「音楽遊覧飛行~食と音楽でめぐる地球の旅」  12/26~29オンエアー分  の収録がありました。  放送センター1階にある「ブックプラスNHK店」で、  『バー・リバーサイド』は、文庫ランキング …

「川は流れて、どこどこ行くの」

「川は流れて、どこどこ行くの」

(角川春樹事務所PR誌『ランティエ』’17年1月号より)  http://www.kadokawaharuki.co.jp/rentier/interview/#person02  生まれたところが、河原町(かわはらちょう)とい …

このひと、永七輔ですか?

このひと、永七輔ですか?

「音楽遊覧飛行」って、こんな番組でしたっけ?  先日の収録で、音声の鏡惟夫さんからいただいた 「綿入(わたい)れ・はんてん」を着て、  NHKのCR503スタジオにて。  手前に見えるボールペンは、  吉本新喜劇の「すち子」のボールペン!

ヒバリが歌うジプシー村へ 4

ヒバリが歌うジプシー村へ 4

村は埃だらけの道に沿って細長く延び、その道に並行して天井川のように鉄道線路が走っている。そして、集落を左右から挟むようにして標高100メートル足らずの芝に覆われた小高い丘がゆるやかに広がる。 日曜の朝は6時から村の外れに市が立つ。 釘などの …

ヒバリが歌うジプシー村へ 3

ヒバリが歌うジプシー村へ 3

翌朝、天高くさえずるヒバリの声で目覚めた。 ファンファーレとはブラスバンド。チォカリーアとはヒバリのこと。 たしかにチォカリーアのブラスの音と、くるくる回るようなヒバリの声はよく似ている。 朝食に出た半熟卵が濃厚で美味しい。 家の敷地内とい …

ヒバリが歌うジプシー村へ 2

ヒバリが歌うジプシー村へ 2

ゼチェ・プラジニに一番近い、ロマンという町で夕食をとった。 チョルバ・デ・ブルタ(牛の胃袋などモツの入ったスープ)とマッシュ・ルームのソテー。チョルバにはサワー・クリームをたっぷり入れる。酸味とコクのハーモニーがいい。モツが柔らかく煮込まれ …