梅雨入り前の蒸し暑い日、
多摩川をわたって、
川崎・武蔵新城のベトナム料理屋さんに行った。
生春巻き(ゴイクォン)を食べたかったのだ。

まずは、ベトナムのビール「333(バーバーバー)」を。
ホーチミンのはっきりしない青空の下で飲むのが美味しいビール。
だから、いまの季節にぴったりだ。

お店の名前は、「越南(えつなん)」。
ベトナム人のご夫婦ふたりでやっている。
食べたのは、生春巻き、バインセオ


そして、フォー・ボー(牛肉のフォー)。


生春巻きを包むライスペーパーは、もちろん米からできる。
フォーも米から。
ならば、飲むのはベトナム米焼酎=ネプ・モイ。
1杯400円。
これが、甘やかで、とても美味い。
極上のラム酒のようだ。

店を出ると、むわっとした風が街を過ぎていった。
まさに、サイゴンにいる気分。
侵略され、
長い戦いのすえに勝ち取った、ベトナムの自由と独立。
そして、平和。
ベトナムの米の味に、それらぜんぶが、染みこんでいる。

