静岡の街から、海沿いの道を走ると、
右に駿河湾、左に、いちご農園が広がります。
このあたりは久能山(くのうざん)のふもと。
「石垣いちご」の産地です。

なので、この国道150号は、「いちご海岸通り」と呼ばれています。
おもわず、農家がいとなむカフェに入って、いちごパフェ(1500円)。
あかるい陽光で育った色と輝きが、美しい。ジューシーで美味。

そして、いちご海岸通りを東に進むと、三保の松原に通じています。
はじめての三保の松原。
想像以上に松は多く、林は長く続いていました。
松林のある砂山の向こうからは、波の音が聞こえてきます。

海辺からは富士山がどーんと見えます。(富士山を見るために2日続けて、三保の松原に行きました)

しかし、浜の石ころがきれいだったのが、何より印象的でした。

フェリーニの映画「道」にあった言葉を思い出しました。
「この世の中にあるものは、何かの役に立つんだ。
どんな小石でも何か役に立ってる」

富士には石ころがよく似合う。
